30万円から始める初心者株航海記

20代サラリーマンが株のイロハから勉強していく初心者向けの株ブログです。

27_書評:「貯金ゼロ円」の方にオススメする「貯金力」を付けるための本

どうも。カズ吉です。

 

1万人を超える貯金ゼロ家計を再生させてきた家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナーである横山光昭さん著者の『年収200万円からの貯金生活宣言』を読み終えましたので、この本の魅力をご紹介していきたと思います。

 

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この本は、横山さんが1万人以上の『貯金ゼロ家計』をコンサルティングしてきた中で、本当の意味での『貯金力』を身に付けるためのノウハウを教えてくれる本となっています。

 

皆さん下記のような悩みはありませんか?

 

・無駄遣いをしているわけではないのに、毎月の給料が綺麗に無くなっている

 

・家計簿や節約術などを取り入れて頑張って貯金しようとしているのに、全然貯まらずむしろ口座のお金が減っている
 

様々な手法を取り入れ頑張って貯金しようと思っていても、気がついたら貯金がないという人は意外と多いのではないでしょうか。

 

この本の優れているところは、明日からでもすぐに実践できる内容がトレーニング形式で書かれており、この本通りに節約や貯金を行えばちゃんと『貯金力』が身に付く内容になっている点です。

 

また、『貯金力チェックテスト』なども記載されており、今の自分の現状を確認することもできます。

 

多くの本は、概念的な内容が多く、読み終わってから「で、どうすればいいの?」と実際の生活に活かせないものが多いように感じます。

 

この本は、本気で貯金をしたい方、貯金をする明確な目的がある方など本気度の高い方にオススメしたい本です。

 

 

支出を減らして収入アップ

節約はかなりの収入なり 

 

貯金をするというと同時に思いつくのは『節約』ではないでしょうか。

 

そして、同時に”節約=しんどい”とマイナスなイメージが連想された人は多いと思います。

 

確かに節約をするということは、これまで何も気にせず使ってきたお金に制限をかけるため少なからずストレスがかかります。

 

そもそも、貯金をする(お金を貯める)には大きく3つの選択肢しかないと考えます。

 

①支出を減らす

②収入を増やす

③支出を減らし、収入も増やす

 

この中で一番簡単で、誰にでもできるのは”①”です。

 

昨今、副業等により個人で収入を増やす動きが活発になってきてはいますが、それでも誰にでもできることとは言えません。

 

そうなると、やはり貯金を作るには『支出を減らす』という行為は欠かせないことだと思います。

 

支出を減らすためには、節約が必要ですが軽い気持ちで節約を初めてもしばらくするとまたリバウンドすることは目に見えています。

 

節約に重要なのは、『目的』と『無理をしない』この2つだと考えます。

 

目的は、曖昧な目的よりも明確にいつまでにいくら貯めるかを考える方が、間違いなく達成できる確率が上がります。

 

また無理をしないのは、日々の食費など数十円単位でちまちま節約をしても効果が薄、逆にストレスだけが増えることを理解する事だと思っています。

 

上記で記載したことは、ネットで調べればどこにでも書いてある内容です。

正直、それだけではなかなか節約は成功しないと思っています。

(というか、僕は成功しませんでした。。。)

 

僕は、この本に書いてある『節約=収入』という考え方を知って節約に成功しました。

節約を通して我慢ばかりしていてもいつかは限界がきます。

 

そんな時に、節約をすることは収入を増やしていることと同義なんだと思えるともっと頑張ろうという気持ちになれました。

 

それだけでも僕はこの本を読む価値がありました。

 

お金の見える化をする

「いくら」より「何に」を見える化する

 

 買い物をする時、ほとんどの人が「何円か?」を意識していると思います。

 

何円かを意識することは決して悪いことではありません。

ただ、「何円か」を意識するよりもその買い物が「消費・浪費・投資」のどれに当てはまるのかを意識することの方が重要かと考えます。

 

貯金はすぐにできるものではありません。

長期的な視点で貯金体質になるには、自分のお金の使い方や流れを知ることが重要です。

 

もちろんすぐに判断できるものではないので、この本ではしばらくの間『家計簿』を付け自分のモノサシを作る練習を推奨しています。

 

そして、「浪費」を「投資」に置き換えていくことで「貯金体質」へ切り替わっていくことができます。

 

この本の共感できる点は、浪費を減らして貯蓄を増やすだけで終わらず「投資へシフト」していく事を進めている点です。

 

貯蓄を増やし続けてもいいのですが、それだけでは自分の成長も貯金の伸びもあまり大きくはならないと思います。

 

目標にもよりますが、大きな目標を持っている人こそ「投資」は欠かせない要素だという事を改めて実感しました。

 

まとめ

 

この本では、『無駄な固定費ランキング』や『貯金プログラムのワークシート』など実践的に使えるものがたくさん盛り込まれています。

 

また、様々な事例(年齢、浪費内容、貯金内容等)が書かれており、こんな状況の人でも貯金できたのであれば自分にもなんとかなると思えたりもしました笑

 

正直、ネットや他の本などを読み漁る時間を使うぐらいであれば、この本を一冊読んで全て実践することの方が圧倒的に効果が出ると思います。

 

それぐらい、貯金に関して実践的で効果の高い内容が盛り込まれています。

 

今の世の中、国や会社には頼れなくなってきています。

自分一人で生きていく力が必要です。 

 

ビジネス的な稼ぐ力も重要ですが、個人的にはどんな不況にも左右されない『貯金力』を身に付けることが、今後を生き抜く上で最も重要なスキルだと考えています。

 

『貯金力』を身に付けたい方は是非本書を手に取ってみて下さい。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

26_株式投資:逆張り投資とは。株の鉄則、安値・底値を掴む逆張り投資法!

どうも。カズ吉です。

 

株式投資には大きく『順張り』と『逆張り』の2種類あります。

前回の記事で、初心者にオススメする『順張り投資』について解説しました。

 

investork.hatenablog.jp

 

今回は、順張り投資より難易度は高くなりますが、うまく活用できたときにハイリターンが見込める『逆張り投資』について解説します。

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

 

 

逆張り投資とは

大きく値下がりをした株の底値を掴み、回復を狙う投資法です。

 

順張り投資のご説明の際にも記載しましたが、株にはトレンドというのが存在します。

ずっと値下がりし続けている(下降トレンド)銘柄にもどこかのタイミングで、上昇トレンドに切り替わる転換点というのがございます。

 

その転換点を見極め、株の鉄則である安値で株を購入することで大きな利益を得る投資法になります。

 

下降トレンドの中にも、単純に業績の悪化で株価が下がり続けている企業業績は良いのに一時的に市場の影響を受けて下がっている企業の2パターンが考えられます。

 

この逆張り投資では、後者のパターンを選ぶ必要があります。

 

どんな状況でも業績の悪い企業に投資をするメリットはないと考え、業績が伸びている銘柄を選ぶようにしましょう。

 

メリット

逆張り投資のメリットは1つです。

 

・株価の底値もしくは安値を掴むことができる

これに尽きます。

 

転換点の見極めの難しさはあるものの、底値や安値で株を購入することができれば大きな利益を得ることができるます。

 

デメリット

逆張り投資のデメリットも1つです。

 

・底値だと踏んで購入した株価より更に株価が下がる可能性

 

そもそも『順張り投資』でも購入価格より株価が下がることなんて当たり前に存在します。

 

株式投資には、100発100中はありえません。

なので、個人的には『逆張り投資』はネットや情報誌で言われるほどリスクの高い投資だとは思っていません。

 

ただ、『順張り投資』と違う点は上昇トレンド・下降トレンドどちらのタイミングで株を買うかの部分が大きく違います。

 

上昇トレンドであれば購入時より株価が下落してもまた上がってくる可能性があります。

 

しかし、下降トレンドの中で購入タイミングを見誤るとそのまま戻ってこない可能性が高くなります。

そういう意味で『逆張り投資』は、ミスした時に取り返すのが難しくなってしまうというデメリットが存在します。

 

やはり、ここで重要になるのは『損切りのマイルール』です。

 

順張り投資の解説記事でも記載しましたが、損切りのラインを自分で明確にしておき万が一誤ったタイミングで株を買っても、マイナスが大きくならないよう自分のルールを持っておくことが必要になります。

 

逆張り投資は順張り投資より難易度が高いものになっているので、『損切りのマイルール』ができてから挑戦するようにしましょう。

 

逆張り投資の買いポイント

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上記図のように下降トレンド中での転換点を予測し購入していきます。

注意点としては、株価が下落しても移動平均線に戻ってきているチャートを探すようにしましょう。

 

また、転換点の見極めとしてローソク足が飛び抜けて伸びているタイミング以降に株価が再度移動平均線に向かって戻る可能性が高いですので、確認してみて下さい。

 

まとめ

今回は、『逆張り投資』について解説しました。

 

逆張り投資は、順張り投資に比べると実践難易度が高い投資法です。

 

また、順張り投資と違い、多くの投資家が売りの判断をしている中、株を購入するわけですから精神的な不安も大きな投資法だと思います。

 

逆に他の投資家と違う動きをするので、成功すればきちんとハイリターンが狙える投資法でもあります。

 そこには、『損切りのマイルール』は必要不可欠です。

 

どんな投資法も慣れだと思います。

慣れを作るためにも、様々なチャートを確認しどんなタイミングで株価が戻ってくるのかなど自分なりに分析するようにしましょう。

 

様々な投資法を試した上で、ご自身にあった投資法を見つけて下さい。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

 

25_株式投資:順張り投資とは。株式投資初心者は順張りから始める!

どうも。カズ吉です。

 

株式投資には大きく『順張り』と『逆張り』の2種類あります。

初心者投資家の方には、圧倒的に『順張り投資』をオススメします。

 

今回は、初心者にオススメする『順張り投資』について解説します。

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

 

順張り投資とは

上昇トレンドの動きに素直に従う投資方法です。

 

上昇している株を買うので安心感が強く、また失敗をしにくい投資法でもあります。

ご存知の通り、株にはトレンドというのが存在します。

 

初心者の方が株を買う時、株価が下がっているもしくは最近までずっと下がっていた銘柄を購入するのは少し勇気が必要です。

 

また、トレンドには転換点というのがあり絶えず一定のトレンドを描いているわけではありません。

 

そんなトレンドの転換点を見極めるのも慣れないうちは難しいと思います。

そうなると初心者はいつ株を買えばいいのかという話になりますよね。

 

そう行った初心者の方でもすぐに実践できる投資法が『順張り投資』です。

メリット

上昇トレンドは購入しやすい

株式投資初心者にとって下降トレンドに入っている株を購入する理由はありません。

底で株を買って利益を大きくしたいというのは分かりますが、その転換点を見誤ると痛い目にあいます。

 

転換点を見極めるよりも上昇している銘柄を探し、購入ポイントを見つける方が圧倒的に簡単です。

 

また、順張り投資では、右肩上がりの銘柄を選択するので精神的にも余裕ができ、気持ちよく株を購入することができます。

 

損切りがしやすい

初心者にとって損切りは一番の難所かと思います。

  

下降トレンドで株を購入し更に株価が下がった場合、どこで株を売ればいいかの判断がとても難しくなります。

 

そんな難しい状況にチャレンジするよりも、上昇トレンドが少しでも崩れ始めたら売るというシンプルな判断の方が、初めのうちは失敗が少ないかと思います。

 

高値で売れないと悔しい気持ちになるかもしれませんが、「頭と尻尾はくれてやる!」精神で利益を確定させることを第一に考えましょう。

 

デメリット

高値掴みをしてしまう可能性

上昇トレンドは永遠には続きません。

どこかで、下降トレンドもしくは横ばいトレンドに変わる転換点があります。

 

まだ上がるかもとズルズルと株を保有しているといわゆる『塩漬け』状態になってしまう危険性がありますので、マイルールの中に損切りの決め事を作っておきましょう。

 

僕のマイルールは、

・購入時よりも10%株価が下落したら売り

・購入時よりも15%株価が上昇したら売り

です。

 

このルールはまだ、お試し中ですがこのようにルール(法則)に乗っ取って株を行う方が精神的にも安定し、結果的にリスクも抑えられると考えます。

 

順張り投資の買いポイント

順張り投資で買いポイントとなるのは、『上昇トレンドの押し目』というタイミングです。

 

上昇トレンドの押し目

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こちらの表の左側のタイミングになります。

 

上昇トレンドの中にも一瞬下落して、移動平均線の近くまで戻ってくるポイントがあります。

そのポイントで株を購入することを『押し目買い』と言います。

 

この手法は至ってシンプルですが、多くの投資家が利用している手法ですので効果は保証されています。

 

上昇トレンドというのも背中を押してくれ、初心者にとって一番買いやすいタイミングだと思います。

 

まとめ

今回は、『順張り投資』の基本について解説しました。

 

順張り投資は、チャートに慣れていない初心者でもすぐに実践できる投資法です。

しかし、順張り投資を行うには日々様々な銘柄を確認し買いタイミングを逃さないようにしないといけません。

 

たまたま、チャートを確認したら「押し目」だったというのは稀です。

絶好の機会を逃さないためにも、自分が気になる銘柄毎日確認する習慣をつけるようにしましょう。

 

そして、一番大切な『損切りのマイルール』を作ることも忘れないようにしましょう。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

 

24_書評:「強い家計」を作りたい方にオススメする本

どうも。カズ吉です。

 

1万人を超える人々の家計相談を受けてきた家計再生コンサルタントである横山光昭さん著者の『3000円投資生活』を読み終えましたので、この本の魅力をご紹介していきたいと思います。

 

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シリーズ累計60万部を超える有名な本ですので、すでに読んだことのある方も多いのではないかと思います。

 

この本は、「はじめての人のための」と書いてあるように、これまで貯金や節約が長続きしなかった人でも毎月たった3,000円投資+貯金をするだけで、将来の資産を作ることができると伝えています。

 

投資方法としては「投資信託」をあげています。

 

3,000円という設定はあくまで、投資を始めるための「きっかけ」で、本質はお金を増やしたければ資産運用を始めないといけないということです。

 

この本の素晴らしいところは、毎月3,000円を積み立てて行くと◯年後にはいくら貯蓄ができるかを何パターンもの数宇で表しており、この本を読むことで貯金だけではなく投資も活用した資産運用をしたいと思えるところです。

 

この本は、

・貯金だけでの資産形成に不安を持っている人

・投資に興味のある人

・細かいことを気にせず投資をしたい人

・大きなリスクは取りたくない人

・ゆっくり時間をかけてお金を増やしたい人

などにオススメしたい本です。

 

 

貯金+投資による相乗効果

貯金をするのは、目の前のピンチを切り抜けるためのお金をつくるため。

投資をするのは、将来を豊かに過ごすためのお金をつくるため。

 

貯金と投資は、目的が異なります。

多くの本では、どちらか一方のみの解説が多いように感じます。

 

この本では、目的を切り分けて考えつつも、貯金と投資を同時に行うことでさらに資産形成を加速させることを伝えています。

 

「つみたてNISA」が導入されるなど、どんどん投資がしやすい環境が整って行っても、実際問題それほど投資をする人は増えていないように感じます。

 

それぐらい日本人の投資に対する壁は大きいのでしょう。

 

ただ、銀行口座にお金を溜め込んでも自分でお金を追加する以外でお金が増えることはありませんよね。

 

これって個人的には逆にリスクのように感じます。

だって投資に大切なのは「時間」なのに、その時間をロスしているんですから。

 

一生懸命働いてお金を稼ぐのは大切です。

そこから次の一歩を踏み出すかどうかで、将来の資産に差が出てきます。

 

頑張って働いたお金を銀行口座に眠らせておくのか、無理のない範囲で投資を行いお金にお金を稼いでもらうか。

 

投資をするという一歩を踏み出せた方は、貯金と投資によりどんどん資産が増えることは目に見えています。

 

そして人によっては、毎日の無駄遣いを投資に回そうと思えるようになるかもしれません。

 

これは、投資を始めたから言えることで、節約しかしていない人は無駄遣いを無くすことをストレスにしか感じないと思います。

 

これまで「節約×貯金」というのが、お金を貯める手法として一般的でした。

節約するというのは「無駄をなくす」と言うとよく聞こえますが、自分のしたいことを我慢してコツコツと貯金を増やしていくというストレスの溜まる方法です。

 

逆に「投資×貯金」は、自分の中で無理のない範囲で投資信託へお金を回し、貯金も無理のない範囲で行う。

 

投資には利回りがあり、長期的に見れば元手よりプラスになる傾向もあるため無理して節約するよりも効果が大きいと言えます。

 

投資が楽しくなり、投資のために節約すると思えるようになれば最高ですよね。 

お金のステージを考える

第1ステージ:お金を管理する

第2ステージ:お金を学ぶ

第3ステージ:お金を活かす

 

貯金を増やそうと思った時にまず多くの人がするのが、極力無駄な出費を減らして余ったお金を貯金するだと思います。

 

この方法は、常に無駄を無くすことを意識するためストレスが溜まりやすく長続きしません。

 

貯金をする上でまず大切なのが、自分のお金をマネジメントするためにも、家計簿等を活用して自分の収支を把握することです。

 

もっと細かく言うと「消費・浪費・投資」に自分の支出を分けて、バランスを決めることがマネジメントをすると言うことになります。

 

この3つを意識することが、毎月の収入の中で生活することに繋がります。

 

これが、第1ステップになります。

 

次に、自分のお金をマネジメントできるようになったら、「お金とは何か」についてや「お金を貯める仕組み」を学ぶことが必要になります。

 

貯めるための手法としてよく挙げられるのが、「先取り貯金」です。

給料が入ったら事前に決めた金額を別口座に移して、残ったお金だけで生活する貯金方法です。

 

会社に「財形貯蓄」があるのであれば、それを活用するのも手です。

 

お金について学ぶことで正しくお金を活用することが可能となります。

これが第2ステップです。

 

最後に、お金の活用についてです。 

この第3ステップで初めて、「投資をする」と言う選択ができるようになります。 

 

ある程度貯金ができる仕組みが完成し、「生活防衛資金(一般的には給料の6ヵ月分)」が貯まったら余剰金を持って投資を行うというのが一連の流れになります。

 

もちろん生活防衛資金が貯まる前に、投資を始めても問題ありませんが、一番大切なのはお金を増やすことではなく「強い家計」を作ることです。

 

万が一、急に収入が減ったとしても「お金を貯めること」のできる家計を作っておけば安心ですよね。

 

まとめ

この本を読んで結果的に「節約・貯金・投資」の3つについて学ぶことができました。

 

「節約・貯金・投資」を行う上で一番大切なのは、「何のためにお金を貯めるのか」です。

その目的が明確になっていないと、モチベーションが続きませんからね。

 

この本では、実は半分近くが「投資信託」について記載されています。

証券口座の解説方法〜銘柄選び・リバランス等、投資信託を始めたい人が最初に知っておくべき内容が全て記載されています。

 

ただ、僕の記事で投資信託の内容に触れてしまうと、本を読んだ時の面白さが欠けてしまうと思い割愛させて頂きました。

 

本書は、「貯金×投資」について著者である横山さんが実際に相談を受けた事例を盛り込みながら解説されているため、物凄くリアリティと納得感があります。

 

お金を貯める仕組みづくりがしたい人や投資信託を始めようと考えている人は、是非本書を手に取ってみて下さい。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

 

23_株式投資:株式投資初心者のための「財務諸表の見方」

どうも。カズ吉です。

 

皆さま先日発売されました『会社四季報 夏号』はお読みになりましたでしょうか?

 

僕のような個人投資家が投資判断、銘柄選びをする場合「会社四季報」や「決算ニュース」「ネット情報」などで十分判断が可能です。

 

ただ、会社の財務諸表の見方を知らないと四季報等の情報を正しく判断できず、実は財務状況が危ない企業に投資をしてしまう可能性が出てきます。

 

「財務諸表」に関する勉強は、難しく感じたり・煩わしく感じたりするかもしれませんが、知っていて損はないかと思います。

(ちなみに僕は、簿記二級を持っているため財務諸表には多少の知識を持っているおり抵抗感が少なかったです笑)

 

今回は、『財務諸表の基本について』解説したいと思います。

気になる方は是非読んでみて下さい!

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

財務諸表とは

決算短信有価証券報告書

まず、企業は3ヶ月ごとに決算発表を行います。

この際に使われるのが「決算短信」というものになります。

経営成績や財務データをまとめて投資家に報告する資料です。

 

↓こんな感じのものです。

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(出典:「楽天2019年度 第一四半期決算短信」)

 

この決算短信をまとめて分かりやすくしたものが、「日経新聞の記事」や「会社四季報」だと思っておいて下さい。(厳密には予想などが入っておりオリジナルの部分もありますが)

 

その他にも「有価証券報告書」というものがあります。

内容としては、決算短信とほぼ同じものになっています。

 

ただ、有価証券報告書決算短信より後にリリースされる資料で内容もやや詳しくなります。決算短信の完成版のようなものですね。

 

決算短信」や「有価証券報告書」は、会社HPのIR情報ページから見ることができます。(「〇〇会社 IR情報」と検索すれば出てきます)

 

決算情報を確認する際に必要ですので、一度見てみてください。

 

財務諸表の主要3表

上記で説明した「決算短信」や「有価証券報告書」には様々な情報が含まれています。

その中でも多くの投資家が注目する「主要3表」と呼ばれるものがあります。

 

<主要3表>

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貸借対照表は、会社がどんな資産を保有していて、どんな負債を持っているか、それを差し引いてどれだけ純資産があるかを表にしているものになります。

 

損益計算書は、一定期間内にどれだけ売上が上がり、コストがかかったか、それを差し引いてどれだけ純利益が出たかを表にしているものです。

 

キャッシュフロー計算書は、「営業活動(本業の活動)」「投資活動」「財務活動」の3つのカテゴリーから、現金の収支を表しているものになります。

 

主要3表の中身は、ほとんどの方が聞いたことがあるかと思います。

この3表はバラバラに見られがちですが、独立しながらもお互いが深く関連し合っています。

 

つぎは、この3表の関係性について説明します。

主要3表の関係性

ここでは、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の関係性について記載します。

 

企業は、貸借対照表の中の「資産の部」にある項目を活用して、損益計算書で記載される「売上高ーコスト=純利益」を生み出します。

 

そして、そこで生まれた「純利益」が今度は貸借対照表の「資産」や「純資産」に還元されます。

 

貸借対照表」と「損益計算書」の2つの表だけでも循環していることが分かります。

 

今度は、キャッシュフロー計算書の中の「営業CF」「投資CF」「財務CF」の視点から考えていきます。

 

営業CFは、本来損益計算書にある「営業利益」や「経常利益」と連動しています。

ただ、ここにズレが発生し始めると何らかの異常が発生している可能性を考えなくてはいけません。

 

例えば、営業利益は黒字で上昇しているのに、営業CFは赤字が続いている。

こんな場合は、必ず何かしらの異常が発生していると考え、その理由を探すかその銘柄には手を出さないようにした方がいいと思います。

 

投資CFは、設備投資等事業を拡大するために大きな買い物をする場合は貸借対照表と関連します。

また、企業の行う投資は本業のために行われるため損益計算書とも関連します。

 

財務CFは、お金の借りたり返したりという内容が中心になりますので、貸借対照表と関連します。

 

記載した内容は一例です。

主要3表というと独立して見えがちですが、実は部分部分関連性があり、この関連性があることを意識して確認することが重要になります。

 

株式投資の学校

財務諸表分析から分かること

ここでは、細かく財務諸表を確認することで分かる内容について記載します。

 

資産・負債の質 

貸借対照表を確認することで、「株価の割安さ」と現金の多さや保有している土地の多さなどから「資産価値の高さ」の裏付けをすることができます。

 

資産が100億円と言われてもその資産がどれほど価値を見出すか分かりませんよね?

もしかしたら、100億円の内半分以上が売れ残った商品の在庫かもしれません。

 

ただ資産が多いからという理由で、この企業に投資してしまったら痛い目を見ます。

そういうのを防ぐためにも財務諸表の確認が必要です。

 

逆に負債の面でも、借金である有利子負債が多いのか商売上発生する無利子負債が多いのかを確認したり、流動負債(一年以内に支払わないといけない負債)が多いのか固定負債(支払いまで余裕のある負債)を確認することができます。

 

要するに、資産や負債の内訳を確認していないと本当にその企業が安心して投資できる先なのかどうか分からないと言うことです。

 

利益の質

例えば、研究開発費や設備投資を行なったことが理由で利益が激減していたとします。

でも、この費用って先行投資と考えることができますよね?

 

店舗を増やすための費用や新商品の開発費かもしれませんが、こういった次のステップに進むための費用であれば個人的には大歓迎です。

 

今期利益が少ないからと言う理由だけで、投資対象から外すと言うのは少し勿体ない気がします。

 

投資家は未来を予測しないといけませんので、そう意味でも利益の質を確認する作業は必要だと思います。

 

まとめ

今回は、財務諸表の基本について記載しました。

財務諸表というと会計的な要素が含まれてきて、難しく感じますよね。

 

個人的には、財務諸表の確認はマストではないと考えます。

銘柄選びをする際にそこまで細かい情報を知らなくても会社四季報の情報だけである程度選定できるからです。

 

ただ、自分の中にとても好きな企業があり長期的に応援したいと思っている場合などには、財務諸表の確認は必要だと思いますので、見方を知っていて損はありません。

 

まぁ僕は初心者投資家ですので、財務諸表を確認するほど頭が回りませんし情報量が多くなり過ぎると混乱してしまうので、もう少し株式投資に慣れてきたら確認をしてみようと思います笑

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

22_節約:カズ吉の家計簿公開(2019年6月分)

どうも。カズ吉です。

 

今回は、カズ吉の『家計簿』を公開したいと思います。

 

カズ吉は2018年10月より毎月家計簿を付けております。

家計簿を付け始めた理由はとても単純で、無駄な支出を減らしたいという節約精神からです。

 

というのもこの時期飲み会が多く終電を逃してばかりで、毎週1回はタクシーで帰宅していました。

 

ちなみに、タクシー代は一回につき約7,000円ほどです。

ということは、月3万円近くタクシー代という無駄金を払っていたことになります。

なんと勿体ないことか・・・

 

そんなこともあり、なんせ貯金がありませんでした。

 

実際は、ボーナスでなんとかプラマイゼロになっていましたが、このままでは一生浪費体質のままだと危機感を覚え、最初に取り組んだのが家計簿を付けることです。

 

その際、多くの節約ブログや節約本を読み自分なりの家計簿を作りました。

もちろん、家計簿を付けたからといって毎月の収支がすぐに黒字になるわけではありませんでした。

 

ただ、自然と支出を意識するようになり、目に見える浪費をなくすことには繋がりました。

まぁ無駄と分かっていても止められない浪費も存在するのですが。。。

 

そんな背景があり、今でも毎月家計簿を付けています。

 

20代サラリーマンの家計簿では、あまり参考にならないかもしれませんが、一切包み隠さず公開しますので興味があれば読んでみてください。

 

それでは早速、カズ吉の6月分の家計簿を公開します。

 

 6月分家計簿

 

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カズ吉の家計簿作成の前提

・前月15日〜当月14日までの収支を計算(給料が毎月15日に入るため)

・彼女と同棲(家賃補助なし)

・20代サラリーマン(副収入なし)

・家賃と生活費は彼女も負担している

少ない収入且つ赤字という恥ずかしい家計簿を晒していますが、これがカズ吉の実態です笑

 

今回の赤字の原因は、娯楽費(友人との遊び代)がかさんだことと部署異動したばかりで残業代がなく収入が激減した点です。

 

 本当は、タバコ代も無くさないといけないのですが、こればっかりはなかなか難しくて。。。

(喫煙者の方であれば、気持ちが分かっていただけるかと笑)

 

7月にボーナスが入りますが、ファイナンシャルアカデミーの入校代と旅行代でほぼなくなりますので、無駄遣いはできません。

 

梅雨が終わったら暑い時期が始まり、冷房等による電気代も増えます。

 

来月からも支出を意識して、極力浪費を減らし自己投資費や資産運用に回していきたいと思います。

 

まとめ

自分の家計簿を見て感じるのは、やはり圧倒的収入の少なさですね。

部署異動前と比べて最近は特に少ないですが、それでも個人的には収入が全然足りません。

 

また、収入源が一本というのにも不安を覚えます。

 

収入が少ないのであれば、新しい収入源を作るためにまずは行動しないと何も始まらないと思い、先月末にファイナンシャルアカデミーに入校した次第です。

 

株式投資による収入源の確保というのが僕の最初の目標ですが、他にも収入源を増やし余裕のある生活を手にしたいと思います。

 

そして、僕の最終目標である『自分一人で生きていく力をつけ、時間やお金強いては自分の人生を自分自身でコントロールできる人間になる』を実現します。

 

これから毎月『カズ吉の家計簿』を公開していきたいと思いますので、是非読んでください。

 

また、家計簿以外にもカズ吉が実践してみて効果のあった節約術についても書いてみたいと思いますので、宜しくお願いします。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉

 

21_株式投資:株式投資初心者のための「株式チャートの使い方」

どうも。カズ吉です。

 

以前、「株式チャートの基本」について記事を書きましたが、今回はもう少し踏み込んだ「株式チャートの使い方」について記載したいと思います。

 

investork.hatenablog.jp

 

僕がファイナンシャルアカデミーで学んだ株式チャートを使う基本は、「トレンドの向きを重視した、トレンドに逆らわない方法」です。

 

デイトレードやテクニカルを重視した投資方法は、僕のような日中頻繁にチャートを確認できないサラリーマンにはなかなか不向きです。

 

もちろん様々な手法を知っていて損はありません。

 

ただ、このブログを読んで下さっている方々は僕同様、株式投資初心者だと思います。

そんな方々は、最低限のチャートの使い方を知っておけば、あとは割安な優良株を探すことに力を注ぐ方が成果が出るような気がします。

 

優良株を見つける目を養いながら、チャート面でも買いポイントを探りどんどん経験値を積み上げていきましょう。

 

ファイナンシャルアカデミーでは、チャート分析だけに頼った投資法はあまり推奨されておりませんので、情報量が少な目ですが、学んだ範囲で皆さんに情報を還元したいと思います。

 

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順張りと逆張り

順張りと逆張りとは、下記の通りです。

 

順張り・・・上昇トレンドの動きに素直に従う投資法

逆張り・・・大きく値下がりをした株を買って、回復を狙う投資法

 

順張りと逆張りのどちらを得意とするかは、人それぞれであり正解はありません。

ただ、難易度でいうと圧倒的に「順張り」の方が低いと言われています。

 

ですので、初心者にオススメするのは「順張り」ということになります。

 

順張りの難易度が低いと言われる理由は、

・トレンドがいつ好転するかを予測するよりも、トレンドが継続して上昇するかを予測する方が簡単

・失敗した時の認識がわかりやすい(損切りがしやすい)

・上昇トレンドが継続される場合、背景がわかりやすい

などがあります。

 

また、順張りで狙う株は、

・株価は既に上昇しているが、まだ割安感が強く上昇可能性の大きい株

・割安で株価が横ばいor上昇転換の材料が揃っている株

などを狙ってみましょう。

 

逆張り」で成果を出すにはどこでトレンドが好転するかを予測する力を付けないといけません。

 

そのためには、ファンダメンタルズ分析をある程度自信を持って行えるようにならないといけませんので、株式投資初心者には難易度が高いと言えます。

 

株式投資の世界では、「トレンドに逆らうな」、「落ちてくるナイフは掴むな」という格言があります。

 

投資初心者の間は、「順張り」をメインに投資を行い、経験値を積み上げてたら「逆張り」の視点も追加したいですね。

 

株価チャートを使った「買いタイミング」

揉み合いからの上放れ

これは、株価が一定の範囲で(狭い)上下動を繰り返している状態から急に株価が上昇することを言います。

 

急に上昇するので、認識することはさほど難しくありません。

ここで大切なのは、なんで「急騰」したのか理由を理解し、その後も上昇し続けるかを見極めることです。

 

この「揉み合いからの上放れ」は、揉み合う期間が長ければ長いほど「上放れ(急騰)」た時の上昇力が高いと言われています。

 

上昇トレンドの押し目

押し目」というのは、一時的に下落する場面のことを言います。

上昇トレンドの押し目」というのは、上昇トレンドの中で一時的に下落するポイントで株を購入するということです。

 

押し目買いのポイントをどこにするのかは、人それぞれであり経験ファンダメンタルズ分析による判断など様々です。

 

王道なのは、移動平均線(特に、25日・13週・26週)や過去の高値・安値などをポイントにする方法です。

 

初心者の方には、購入したい銘柄が見つかり上昇トレンドに乗っているのであれば、まずはあまり深く考えず、とにかく積極的に株を購入し経験を積んでいくことをオススメしたいと思います。

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

まとめ

今回は、初心者投資家でも最低限意識したい「株式チャートの使い方」についてご説明しました。

 

チャート分析を行う上で大切なのは、様々なパターンのチャートを目にすることだと思います。

 

実際に投資をしていない株でも、株価が目立った動きをしている銘柄を見つけた時は、

その理由を探ってみる習慣を付けましょう。

 

どうしたんだ?」と疑問を投げかけて答えを探す練習は、本やネットで勉強をするよりも早く経験値が積めると思います。

 

普段チャートに貼り付けないサラリーマン投資家などは、チャートに触れる機会が減りがちですが、このように実際に取引を行なっていなくても経験を積む方法はありますので、是非実践してみて下さい。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

カズ吉