26_株式投資:逆張り投資とは。株の鉄則、安値・底値を掴む逆張り投資法!
どうも。カズ吉です。
前回の記事で、初心者にオススメする『順張り投資』について解説しました。
今回は、順張り投資より難易度は高くなりますが、うまく活用できたときにハイリターンが見込める『逆張り投資』について解説します。
逆張り投資とは
大きく値下がりをした株の底値を掴み、回復を狙う投資法です。
順張り投資のご説明の際にも記載しましたが、株にはトレンドというのが存在します。
ずっと値下がりし続けている(下降トレンド)銘柄にもどこかのタイミングで、上昇トレンドに切り替わる転換点というのがございます。
その転換点を見極め、株の鉄則である安値で株を購入することで大きな利益を得る投資法になります。
下降トレンドの中にも、単純に業績の悪化で株価が下がり続けている企業と業績は良いのに一時的に市場の影響を受けて下がっている企業の2パターンが考えられます。
この逆張り投資では、後者のパターンを選ぶ必要があります。
どんな状況でも業績の悪い企業に投資をするメリットはないと考え、業績が伸びている銘柄を選ぶようにしましょう。
メリット
逆張り投資のメリットは1つです。
・株価の底値もしくは安値を掴むことができる
これに尽きます。
転換点の見極めの難しさはあるものの、底値や安値で株を購入することができれば大きな利益を得ることができるます。
デメリット
逆張り投資のデメリットも1つです。
・底値だと踏んで購入した株価より更に株価が下がる可能性
そもそも『順張り投資』でも購入価格より株価が下がることなんて当たり前に存在します。
株式投資には、100発100中はありえません。
なので、個人的には『逆張り投資』はネットや情報誌で言われるほどリスクの高い投資だとは思っていません。
ただ、『順張り投資』と違う点は上昇トレンド・下降トレンドどちらのタイミングで株を買うかの部分が大きく違います。
上昇トレンドであれば購入時より株価が下落してもまた上がってくる可能性があります。
しかし、下降トレンドの中で購入タイミングを見誤るとそのまま戻ってこない可能性が高くなります。
そういう意味で『逆張り投資』は、ミスした時に取り返すのが難しくなってしまうというデメリットが存在します。
やはり、ここで重要になるのは『損切りのマイルール』です。
順張り投資の解説記事でも記載しましたが、損切りのラインを自分で明確にしておき万が一誤ったタイミングで株を買っても、マイナスが大きくならないよう自分のルールを持っておくことが必要になります。
逆張り投資は順張り投資より難易度が高いものになっているので、『損切りのマイルール』ができてから挑戦するようにしましょう。
逆張り投資の買いポイント
上記図のように下降トレンド中での転換点を予測し購入していきます。
注意点としては、株価が下落しても移動平均線に戻ってきているチャートを探すようにしましょう。
また、転換点の見極めとしてローソク足が飛び抜けて伸びているタイミング以降に株価が再度移動平均線に向かって戻る可能性が高いですので、確認してみて下さい。
まとめ
今回は、『逆張り投資』について解説しました。
逆張り投資は、順張り投資に比べると実践難易度が高い投資法です。
また、順張り投資と違い、多くの投資家が売りの判断をしている中、株を購入するわけですから精神的な不安も大きな投資法だと思います。
逆に他の投資家と違う動きをするので、成功すればきちんとハイリターンが狙える投資法でもあります。
そこには、『損切りのマイルール』は必要不可欠です。
どんな投資法も慣れだと思います。
慣れを作るためにも、様々なチャートを確認しどんなタイミングで株価が戻ってくるのかなど自分なりに分析するようにしましょう。
様々な投資法を試した上で、ご自身にあった投資法を見つけて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
カズ吉