21_株式投資:株式投資初心者のための「株式チャートの使い方」
どうも。カズ吉です。
以前、「株式チャートの基本」について記事を書きましたが、今回はもう少し踏み込んだ「株式チャートの使い方」について記載したいと思います。
僕がファイナンシャルアカデミーで学んだ株式チャートを使う基本は、「トレンドの向きを重視した、トレンドに逆らわない方法」です。
デイトレードやテクニカルを重視した投資方法は、僕のような日中頻繁にチャートを確認できないサラリーマンにはなかなか不向きです。
もちろん様々な手法を知っていて損はありません。
ただ、このブログを読んで下さっている方々は僕同様、株式投資初心者だと思います。
そんな方々は、最低限のチャートの使い方を知っておけば、あとは割安な優良株を探すことに力を注ぐ方が成果が出るような気がします。
優良株を見つける目を養いながら、チャート面でも買いポイントを探りどんどん経験値を積み上げていきましょう。
ファイナンシャルアカデミーでは、チャート分析だけに頼った投資法はあまり推奨されておりませんので、情報量が少な目ですが、学んだ範囲で皆さんに情報を還元したいと思います。
順張りと逆張り
順張りと逆張りとは、下記の通りです。
順張り・・・上昇トレンドの動きに素直に従う投資法
逆張り・・・大きく値下がりをした株を買って、回復を狙う投資法
順張りと逆張りのどちらを得意とするかは、人それぞれであり正解はありません。
ただ、難易度でいうと圧倒的に「順張り」の方が低いと言われています。
ですので、初心者にオススメするのは「順張り」ということになります。
順張りの難易度が低いと言われる理由は、
などがあります。
また、順張りで狙う株は、
・株価は既に上昇しているが、まだ割安感が強く上昇可能性の大きい株
・割安で株価が横ばいor上昇転換の材料が揃っている株
などを狙ってみましょう。
「逆張り」で成果を出すにはどこでトレンドが好転するかを予測する力を付けないといけません。
そのためには、ファンダメンタルズ分析をある程度自信を持って行えるようにならないといけませんので、株式投資初心者には難易度が高いと言えます。
株式投資の世界では、「トレンドに逆らうな」、「落ちてくるナイフは掴むな」という格言があります。
投資初心者の間は、「順張り」をメインに投資を行い、経験値を積み上げてたら「逆張り」の視点も追加したいですね。
株価チャートを使った「買いタイミング」
揉み合いからの上放れ
これは、株価が一定の範囲で(狭い)上下動を繰り返している状態から急に株価が上昇することを言います。
急に上昇するので、認識することはさほど難しくありません。
ここで大切なのは、なんで「急騰」したのか理由を理解し、その後も上昇し続けるかを見極めることです。
この「揉み合いからの上放れ」は、揉み合う期間が長ければ長いほど「上放れ(急騰)」た時の上昇力が高いと言われています。
上昇トレンドの押し目
「押し目」というのは、一時的に下落する場面のことを言います。
「上昇トレンドの押し目」というのは、上昇トレンドの中で一時的に下落するポイントで株を購入するということです。
押し目買いのポイントをどこにするのかは、人それぞれであり経験や勘、ファンダメンタルズ分析による判断など様々です。
王道なのは、移動平均線(特に、25日・13週・26週)や過去の高値・安値などをポイントにする方法です。
初心者の方には、購入したい銘柄が見つかり上昇トレンドに乗っているのであれば、まずはあまり深く考えず、とにかく積極的に株を購入し経験を積んでいくことをオススメしたいと思います。
まとめ
今回は、初心者投資家でも最低限意識したい「株式チャートの使い方」についてご説明しました。
チャート分析を行う上で大切なのは、様々なパターンのチャートを目にすることだと思います。
実際に投資をしていない株でも、株価が目立った動きをしている銘柄を見つけた時は、
その理由を探ってみる習慣を付けましょう。
「どうしたんだ?」と疑問を投げかけて答えを探す練習は、本やネットで勉強をするよりも早く経験値が積めると思います。
普段チャートに貼り付けないサラリーマン投資家などは、チャートに触れる機会が減りがちですが、このように実際に取引を行なっていなくても経験を積む方法はありますので、是非実践してみて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
カズ吉