30万円から始める初心者株航海記

20代サラリーマンが株のイロハから勉強していく初心者向けの株ブログです。

10_【図解】株式投資:成行注文・指値注文・逆指値注文について解説

どうも。カズ吉です。

 

株式投資を勉強中の方で株の基本的なことは理解した、証券口座も作った、注文したい企業も見つけた、よしいざ尋常に勝負と意気込んで注文画面を見てみると『成行注文・指値注文ついては逆指値注文を設定して下さい』と出て何だそりゃ?と感じた方はいないでしょうか。

 

と言うか、僕も最近まで知りませんでした。。。

指値注文や逆指値注文とか言われても何だよそれ!って思っていました笑

 

今回は、株の売買の基本である『成行・指値・逆指値注文』について説明したいと思います。

 

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株の売買の基本

株の売買注文の仕方には、値段を指定する方法と指定しない方法の2種類あります。

成行注文

成行注文は言葉のままで、『相場の流れに合わせる』=『とりあえずいくらでもいいから買います、売ります』と言う注文方法になります。

 

メリット

すぐ売買できる点です。→すぐに現金化できると言うことですね。

 ※適当に売買される訳ではなく、一番安い値段で買い注文を出してくれます。

 

デメリット

予想外の高値や安値で売買される可能性がある点です。

→基本的には、自分が見ていたチャートの値段で売買できますが、大量の注文が入ったりすると値段がずれることがあり想像していた値段と異なることがあります。

 

指値注文 

値段を指定する方法を指値注文と言います。

 

例えばですが、「100円で指値の買い注文」を出したとします。

これは、「100円以下なら買います!」と言う意識表示になりますので同じように「100円以下で売ります!」という方がいれば取引が成立します。

 

売り注文はこの逆で「100円以上であれば売ります!」と意思表示し、株価が100円以上になったら取引が成立します。

 

メリット

売買価格を自分でコントロールできる点と事前に注文ができる点です。

→成行注文のように気に入らない値段での約定がなくなると言うことですね。

 また、日中仕事をしている方でも株の売買ができるようになります。

 

デメリット

売買成立のタイミングが遅れる点です。結果売買が成立しない可能性もあります。

→株が購入できないまま株価が上昇したり、逆に売れないまま株価が下落してしまう可能性があります。

 

指値注文

指値注文が初心者投資家が一番混乱する部分だと思います。

これは、「指定した値段より株価が上がれば買う」逆に「指定した値段より株価が下がれば売る」と言うものです。

 

①逆指値で買い注文

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②逆指値の売り注文

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よく使われる逆指値の活用方法は、損切り(ロスカット)に用いる方法です。

(②番の手法ですね)

 

株式投資に慣れている人でもなかなか損切りができず、損失を膨らませてしまったということをよく聞きます。

 

投資をしていると感情が入ってきて、いつかは株価が戻ってくると期待してしまいますよね。

誰でも損はしたくないので、その損を自分で確定させると言うのは難しいものです。

 

ただ、感情は結果的に損失を膨らませることの方が多いので機械的に損を確定して次に進む、そのために使われるのが逆指値ということです。

 

要するに投資で一番重要と言われる、『リスクヘッジ』に使われるということですね。

 

まとめ

今回は、『成行・指値・逆指値注文』について解説しました。

なかなかややこしい内容でしたが理解して頂けましたでしょうか?

 

個人的には初心者の間は、買い注文は成行注文でとにかく株を購入することに慣れる。但し、最低限のリスク管理として一定の割合で逆指値を指定し損が膨らまないように調整しておくという手法を用いたいと思います。

 

まぁどこかのタイミングで「あー逆指値の金額をもっと下げておけばよかったー」と思う時が来そうですが、最初は機械的に行動していきたいと思います笑

 

この記事が株式投資初心者の皆様に少しでも意味のあるものになって頂けたら嬉しく思います。

 

また、株の購入方法についてキャプチャー付きで解説しますね。

順番飛んじゃいましたので。。。

 

カズ吉