20_株式投資:株式投資初心者のための「会社四季報」の読み方
どうも。カズ吉です。
昨日(6/18)、遂に『会社四季報』が発売されましたね。
僕は、「会社四季報」を購入するのは初めてですごく楽しみにしていました。
子供の頃にサンタさんからのプレゼントを待つぐらいに笑
このブログを読んで下さっている方の中には、僕と同様に今回初めて「会社四季報」を手に取った方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
でも、いざ四季報を開いてみるとあまりの情報量の多さに驚きませんでしたか?
今回は、僕がファイナンシャルアカデミーで学んだ「初心者のための会社四季報の使い方」について解説したいともいます。
余談になりますが、ファイナンシャルアカデミーでは「会社四季報」の購入を勧められており、授業でも会社四季報の情報を取り上げられ機会がとても多いです。
「会社四季報」だけをとにかく読み込むゼミも存在するぐらい、重要視されています。
それぐらい「会社四季報」を大切にしているファイナンシャルアカデミーの情報ですので、ある程度は信用できるではないかと思っています。
会社四季報とは
会社四季報は、全上場企業の最新の財務データと最新の会社の状況がまとめられている本です。
年4回、3月、6月、9月、12月の半ば頃に発売されます。
会社四季報の優れている点は、全上場企業の最新情報をざっと把握できる点です。
会社四季報を読み込むと、今どんな会社が好調で狙い目なのか、どんな業種がいいのかなどが見えてきます。
個人的には、情報収集だけでなく世の中にはどんな企業が存在するのかを知れることも1つの面白さだと思っています。
四季報を読むのは本当に楽しいですよ笑
僕は、昨日初めて四季報を手に取ったので読むのにものすごく時間がかかっています。
ただ、この読み込みも慣れがあるようで、だいたい10冊ぐらい読めば一日で全部目を通せるようになるみたいです笑
先は長いですね。。。
話が逸れてしまいました。
四季報を読む際は、ただ読むのではなく「一定の基準」を設けて自分なりの銘柄選びに役立てましょう。
僕は、ファイナンシャルアカデミーで学んだ
・時価総額500億円以内の小型株
・小売り、外食等の事業が分かりやすい分野
を中心に読んでいます。
ちなみに、会社四季報の「定期購読」をすれば、発売日の前日に届きます。
他の人より一歩早く情報を入手したい人など少しでも早く手にしたい方にとってはオススメのサービスです。
会社四季報のチェック手順
僕がファイナンシャルアカデミーで学んだチェック手順を解説します。
結構当たり前のことが多いですが、初めて読まれる方はどこを重視して読めばいいかわからないと思いますので、よかったら活用してみて下さい。
1.業績トレンド
→売上高や経常利益が伸びているか確認。また、予想値もチェック
2.売上高経常利益率の確認
→10%以上であれば優秀
3.PERの確認
→ここは個人の主観になりますが、自分の基準を持って確認しましょう。
4.コメント欄
→事業が拡大しそうなコメントや新情報がないか確認
5.欄外の矢印
→今期営業利益予想値を前号と比較しているものです。
他にも様々な情報が書かれていますが、上記の点は最低限押さえておきましょう。
「会社四季報」と「本決算記事」を合わせて確認
会社の本決算のタイミングは市場が大きく動くため、投資家にとって投資チャンスになります。
その際には、本決算記事だけに目を通すのではなく直近の四季報のデータも確認してみましょう。
ここで大切なのは、本決算で発表された数値と会社四季報の予想値を比較することです。
想像してみて下さい。
皆さんは決算発表前に会社四季報を読んでおり、記載されている予想値が頭の中にあるとします。
その予想値を頭に描いて、本決算の数字を確認してみます。
業績は前期から上昇していたとしても、想像していた予想より低かったらどうでしょうか?
サプライズ感がないですよね。
投資ではポジティブなサプライズ(期待を超える)というのがとても重要になります。
気になる銘柄は直近一年ぐらいの数字を書き出してみて、市場の中で本決算の数字がどう評価されるかを意識してみるのも1つの投資方法だと思いますので、是非一度試してみて下さい。
まとめ
今回は、簡単ではありましたが「初心者のための会社四季報の読み方」について解説させて頂きました。
僕自身まだ今期分を全部確認できたわけではありませんが、ファイナンシャルアカデミーで学んだ上記の内容を元に読み込んでいきたいと思います。
これだけ分厚い本です。
読み慣れない初心者からするとかなり苦痛に感じ、途中で読むのを止めてしまうかもしれません。
僕もその可能性はありますが、「楽しく気長に」を大切にまずはしっかり全部の企業を確認していきたいと思っています。
今市場は下降傾向にあります。
ただ、そんな中でも光る企業は必ず存在します。
そんな「お宝銘柄」を一緒に探していきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
カズ吉