30万円から始める初心者株航海記

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07_株式投資:PERとPBRを解説

どうも。カズ吉です。

 

前回の記事で『PER』と言う言葉について触れましたが、そもそもPERとは何ぞやと思っている方はいませんでしょうか。

  

investork.hatenablog.jp

 

今回は、『PER』と合わせて『PBR』について書いていきたいと思います。

 

株式投資の学校

 

PERとは

PER=株価収益率 のことを言います。

計算式は、『株価÷一株益』もしくは『時価総額÷純利益』 となります。

 

株価収益率と言われてもピンと来ない方が多いかと思いますが、簡単に言えば会社の稼ぐ力(収益力)に対して何倍の力(値段)があるのかと言うことを示しています。

 

PERは、『その企業の株価が割安なのか割高なのか』を測る指標として使われ熟練の投資家でも意識する重要な指標となっています。

 

PERの変化としましては、株価が上昇すればPERは上がりますし、逆に株価が下降すればPERは下がります。

 

一般的にはPER10倍〜20倍の企業が多く、15倍が平均と言われています。

 

PERだけを確認して株式投資を行う訳ではありませんが、企業選びを行う際は『業績がよく、商品・サービスの独自性が高く、上昇トレンドor横ばいトレンド』+『PER10倍前後』と言うのを意識してみるのはいかがでしょうか。

 

皆さんもいい商品を安い値段で買いたいと思いますよね?

株式投資でも同じことが言えます。

それを表す指標が『PER』になりますので、企業の業績等と合わせて確認してみて下さい。

  

株式投資の学校

 

PBRとは

PBR=株価純資産倍率 のことを言います。

計算式は、『株価÷一株純資産』 となります。

一株純資産とは、純資産を発行済株数で割ったものです。
 

こちらも株価が割安かどうかを判断する時に使われる指標の一つになります。

PERは、収益から見た割安さであることに対して、PBRは、資産から見た割安さと言うことになりますね。

 

そもそも純資産とは、会社の総資産から負債を引いた金額ですので、純粋な会社の資産ということです。

これは、株主が権利を持つ資産になりますので、万が一会社が解散すれば株主に返却されます。

 

ただ、純資産と一口に言ってものれんや設備、備品など様々であり、継続して事業を行うことができるのであれば必要なものになりますが、解散して手放すとなるとあまり価値を発揮しないものも含まれていたりします。

 

僕は初心者ですので、『企業の収益力=PER』を一番大切な指標として、PBRは一つの評価として知っておく程度にしておこうと思います。

 

ちなみに、PBRの使い方としては、PBR1倍以下が割安と言われています。

ただ、PBR2〜3倍であっても割高で狙い目企業ではないという訳ではなく、むしろ将来も安定していると予想できる企業であれば2、3倍かそれ以上になっている状態がほとんどですのでご注意ください。

 

PER10倍前後、業績○、商品性○など業績が良く更に『PBR1倍以下』であれば即買いという風に最後の決定打ぐらいで当分の間は構えておこうと思っています。

 

今回は、『PER』と『PBR』について書かせて頂きました。

 

僕は駆け出し投資家で絶賛勉強中の身ですので、深い情報は提供できていないかも知れませんが、少しでも同じ状況の方々の参考になっていれば幸いです。

 

第1回目〜第3回目までをまとめている記事もありますのでよかったら読んで見て下さい。↓

 

investork.hatenablog.jp

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

カズ吉